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臨床例

(オンセラ心身健康法より抜粋)

★ 奇跡的に左半身不随から回復=山下さん(67歳)

彼女が事故にあったのは2000年2月下旬のことでした。道を歩いていた山下知子さん(67歳)は、雪でスリップした車に撥ねられてしまったのです。「車のボンネットに撥ね上げられて、フロントガラスに後頭部からぶつかって、反動で前に放りだされてしまったの」
フロントガラスにぶつかったとき、左の後頭部から顔の目と鼻のところまでめりこんでしまったので、顔はそれ以上は傷つかず、美しいお顔はそのままなことは不幸中の幸いでした。しかし、左後頭部を強打したうえ、左手首と足首の骨折などの障害、骨盤のズレなどかなりの重症。
「お医者さまから、寝たきり、おむつ、痴呆症の烙印を押されてしまうほどの怪我だったのよ。でも、ほら、もう今ではこんなに回復しました」
ふつうなら生きていても、左半身不随の後遺症が残り、寝たきりでずっと介護が必要なことは間違いのない決定的な負傷を負った彼女が、今、奇跡の人となってここにこうして笑顔を見せてくれています。
いったい彼女に何が起こったのでしょうか。
「私がオンセラ療法を始めたのは、事故のあった年の8月でした。ちょうど事故から6ヶ月目ですね。もうそのころは、お医者様に宣告されたように寝たきりではなく、なんとか自分の力で動けるようになりました。ほんとうは、まだ病院にいてもおかしくない状態だったのですが、私、回復が早かったのです。3ヶ月で退院できた」
じつは、このことでさえ奇跡的な出来事だったのです。というのは、彼女の頭部の怪我は脳の損傷に及び、硬膜下血腫が残り、手術の必要が残ったままでした。が、彼女は、手術はせずにリハビリに専念しました。おそらく周囲からは、無謀とも無駄だとも思われていたのではないでしょうか。しかし彼女は、オンセラ療法(モグサ灸)の噂を聞きつけて、私のところにやってきて言いました。「お灸が大好きなので、何とか先生、ご面倒をみていただきたい」
そこで私は言いました。「病院で2年かかるというのなら、1年で治しましょうよ」
私は、はったりを言ったわけではありません。自分がやってきたモグサ灸を応用したオンセラ療法の自然治癒力を信じていたからです。確かに彼女の状態を聞けば、いまここに自分で来ただけでもたいへんなことです。その彼女が、もっと健康になりたいという強い意欲でやって来たのです。そんな人間の意欲に、私は応えたかった。
しかも、山下さんの願いは、とてもピュアで祈りのような気持ちが籠もっていたからでしょう。現代医療が見放した病気や怪我も、その人の気持ちの方向性一つで、奇跡的に治るということを、これまで自分のところでも、また周りや書籍などからの伝承でもたくさん知っていましたので、彼女にもそんな奇跡が起こりうると思ったからです。
そして、ほんとうに奇跡的なことが起こりました。事故からほぼ二年経ちました。当時の山下さんを知っている人は、ほとんど健康をとりもどし、明るく意欲と慈愛にあふれた彼女の姿が信じられないというでしょう。そこまでわたしも見守ってきました。ほんとうによくなられた。その事実に一番喜んでいるのは、この私なのかもしれません。自分の開発したオンセラ療法の効果をこの目でここまで確認できたのですから。

★ 糖尿病からの強度の凝りと喉の渇きが癒えた=美谷島ふさ子さん(50歳)

美谷島ふさ子さんは、娘さんとふたりでオンセラ療法に通って来られます。すでに1年半ほど。43歳のころから糖尿と言われ、左肩が凝って、喉がかわいて、疲れた、疲れた」と言っていなければならないような状態でした。
そのためにオンセラ療法は、いまでは月に2回ほど施療しているそうです。
「私がオンセラを始めたときは、これは効果があるかなと思いました。しかし、ほんとうに疲れる感じが少なくなったと実感したのは、三度目くらいのときでした。このときには、あきらかに体調が好転していると感じました」
オンセラ療法は、たいへんに大きな熱が体の芯まで浸透しますから、はじめての人でも、体調の変化を感じる場合がほとんどです。そのときには、確かに温熱が体のツボを刺激しますから、滞っていた気が動くとともに、血液も流れ始めます。しかし、長い間慢性的な病気をわずらっていると、患部が変化しても、なかなか自覚するのに時間がかかることがあるのです。体が凝っていたり張っていたりする部分は、痛みを覚えるのではなくて、だんだんと鈍くなって感じなくなっていることもあります。そういう場合は、感覚が鈍いので、悪いのが改善されても自覚に時間がかかることがあります。しかし、オンセラ療法を続けていくと、患部の細胞が元気になって感覚が復活してきますから、徐々にではあっても、改善したことを自覚できるようになることがあります。
美谷島さんのケースはこのように鈍くなった場合ではありませんが、一度、二度と試すうちに、だんだんとその感覚に体が反応するのを覚えていった結果ではないでしょうか。一度オンセラ療法の強烈な温熱を体験すると、その感覚を覚えているのは意識だけではありません。体の患部の細胞がそれを記憶して、もし必要であれば、細胞みずからがそれを求めます。
反対にオンセラ療法を始めたときに、最初は強烈な変化を感じたものの、何度も繰り返すうちにその刺激に慣れ、だんだんあんまり感じなくなるということもあります。やはり、思いもよらない体験の刺激性が治療効果を高めるということもありますので、ときには施療に工夫というものをすることは必要かもしれません。
美谷島さんは、オンセラ療法によってあきらかに体の中の気というか、血液のめぐりが早くなっているということを感じとったそうです。こうして、慢性化しようとしていた病気から抜け出すことができたとおっしゃっていました。

★ 交通事故のムチウチと難聴が解決=HHさん(37歳男性)

この方は、交通事故によるムチウチ症で重度のめまい、難聴、吐き気を訴えていました。病院ではメニエールと診断されましたが、治療の方法に納得がいかずに私の所に来られました。
私が診たところ、明らかに頸椎に問題があることが分かりました。頸椎の軟部組織の損傷はレントゲンには写らないので、一般の病院では治療目標として見逃しやすい盲点なのです。このような損傷は、熟練した治療師の指先の感触でしかとらえることができません。私は古いもの、新しいものを問わず、ムチウチ症の改善を得意としております。
この方には頸椎治療とオンセラ療法で、難聴以外は早めに解決をしました。

★ 冷え性にてきめんに効いた=小林米子さん(71歳)

小林米子さんは、オンセラ療法を始めてから1年です。もともと冷え性で、肩がはったり腰がはったり、体の痛みが絶えませんでした。
とくに女性に多いのですが、肩凝りや足腰の凝りなどは、ほとんどが冷えからくることが多いのです。女性はほとんどが冷え性で悩んでいます。それが肩や腰から脚の先までが影響をうけ、婦人科の病気にまで発展してしまいます。
そんな症状に、オンセラ療法ほど最適なものはないと思います。オンセラ療法は、基本として腹部の丹田に大きな温熱を施療します。腹部に熱が浸透すると、不思議と体中があたたまった感じがして、手足も足先までもが温かさを感じます。
小林さんは、オンセラ療法を始めてすぐに、肩こりや腰の痛みが和らいだとおっしゃっていました。大変に気持ちがよくて、落ち着くのだそうです。「オンセラ療法は月に一、二度だけでもとっても体の調子がよくなるのが分かりますよ」とおっしゃっていました。どんな頑固な冷え性も、オンセラ療法は撃退してしまいます。

★ 不安感も不信感も消えて安眠できた=Aさん(44歳・女性)

Aさんは、28歳のときに椎間板ヘルニアになり、入院しました。原因は冷えだったようです。それが大病の始まりでした。大変に元気のいい、しゃきしゃきした性格なのですが、残念なことに43歳でまた入院することになってしまったのです。しかも病気は婦人科系のガンでした。治療では、制がん剤を3回投与し、入院は三ヶ月にも及びました。
退院してみて困ったことは、底知れぬ不安からくるものなのか、不眠症となってしまいました。眠っていないということはなかったのでしょうが、眠ったという感じはほとんどなくて、いつも眠く、しかも何もする気が起きないほどの脱力感に襲われました。そんな生活が1ヶ月も続いたそうです。
オンセラ療法を始めたのは人にすすめられたからですが、最初は体にどっと疲れが出て、ものすごくダルくなったそうです。これまで留まっていた疲れが、モグサの熱によって体の表面に、意識の中にあぶりだされるように出てきたのでしょう。ということは、退院してからのさまざまな精神的不安や不信感、挫折感などが体に物質化して冷えや凝りとなって滞り、それが安眠を妨げていたと思われます。そんな状態でオンセラ療法を施すと、強烈な遠赤外線が患部に浸透しますから、冷えや凝りを閉じ込めている体の細胞や神経が、その刺激によって開くのでしょう。それが表に出てきます。Aさんが、オンセラ療法を始めて体がどっと疲れたというのは、そういうことだったのでしょう。
しかし、どっと疲れた後はやっと落ち着いた気がして、安心して眠れるようになったそうです。オンセラ療法がいいと分かると、さっそくAさんは、自宅でできるセットを購入して自宅療法を始めました。最初はほとんど毎日やっていたようです。「オンセラ療法をやると、とても安心感がもてて、ぐっすり眠れるんです。ですからほぼ毎日、一日に朝晩やることもありました。そうしたら、どっと疲れてぐったりしていたのですが、そのうちやる気がどんどん出てきて、考え方もプラス思考になっていきました。
Aさんは、今は見るからに元気溌剌として、1年前半前に3ヶ月も入院するほどのガンだったなどとは思いもよらないほどの印象です。性格も積極的なタイプで、この方が脱力感に悩まされていたということは、始めて体面された方なら信じられないかもしれません。しかし、確かにかつては大変な状況だったのです。そんな彼女が、オンセラ療法を実に一生懸命やってくれました。
「一時、調子が良くなったのでちょっと休みました。そうしたら、だめなんです。調子がどんどん悪くなる。私はストレスをためちゃうタイプなんです。それがたまったまんまになってしまうのではないかと思います、オンセラ療法をしないと。で、またせっせとオンセラ療法を再開しました。そうしたら、調子良くなりました。やはりオンセラ療法でストレスが取れて、体が休まるのだと思いました」
すっかり回復した今でも、二日か三日に1回ずつはオンセラ療法を欠かさないという、大変に明るく健康溌剌なAさんでした。

★ 血液循環が良くなって肺炎にも効いた=青木俊子さん(58歳)

青木俊子さんは肝炎のキャリアで、オンセラ療法を始めてから八ヶ月。「肝炎はずっと前からなので、体には気をつかってきました。「善信」さんでは前から高麗ニンジンと養氣食を求めて食してきましたので、それだけでもずいぶん健康のためになってはいましたが、体に力が入らなかったり、背中がだるいということはありましたので、さらに健康になる方法はないかと思っていたのです」
青木さんがおっしゃる「高麗ニンジン」は、昔から生命力の源泉といわれる健康食品の王様として、「善信」さんがおすすめしているものです。「善信」さんは長野市で自然食品や自然療法を提案している会社です。場所は長野駅前の近くでお店がありまして、そこの二階に私はときどき出張させていただき、オンセラ療法の普及にご協力を頂いています。高麗ニンジンについては、その効果はすでに知られていますので、ご説明の必要がないでしょう。
青木さんが食しているもう一つの「養氣食」も「善信」さんが取り扱ってすすめている健康食品の一つです。内容は、二一種類の食材(もち粟、ハトムギ、大豆、粳米、玄米、もち米、胡麻、なつめ、蓮の実、タマネギ、キャベツ、わかめ、ニンジン、ほうれん草、椎茸、昆布、いわし、りんご、生姜、ニンニク)のエキスを、栄養分を損なわないように抽出し、それらの持つ自然の力をもっとも効率よく配合したものとされます。開発をしたのは、韓国の趙明黙という御方で、ご両親とお子さんの原因不明の難病を治したい一心で民間療法を調査研究した末に生まれたものだそうです。使われている方のお話を聞けば、体が軽くなって元気になることは確かなようですので、効能として書かれているように、二一種類の食材から判断しても、血液を浄化して免疫力を高め、自然治癒力を回復するというのは間違いがないことでしょう(ここでご紹介した「高麗ニンジン」「養氣食」につきましては、「善信」さん=Tel:026-223-4697にお問い合せ下さい)。
このような体から取り込む健康法も、大事なことです。私は自分自身の体験から、患者さんに風化カルシウム(後述)をおすすめしていますが、食養生として全体のバランスを考えれば、このような栄養分のバランスの良い食品を補助食品として取り入れることは、オンセラ療法と相乗効果を生みます。
青木さんは、オンセラ療法をすることによって体中があったまり、血液循環がよくなって自律神経の機能が正常化するようです。とても安心した気持ちになれるのはそのせいでしょう。また、血液循環がよくなって腎系が刺激されるのか、お小水がとても良く出るようになるということもおっしゃっていました。
「オンセラ療法をすると、とても安心した気分になることができます。体がどんどんきれいになって快調になるように思えます。でも、これもただ施療を受けるのではなくて、先生とオンセラ療法の力を信じて信頼しているからなおさらだ、と自分で感じています。信じる、信頼するということが、治療にはやはりとても大切なことだとつくづく感じています。

★ 乳がん手術後の経過がすこぶる順調=山崎由利子さん(56歳)

山崎由利子さんは4年ほど前に乳がんだったそうです。手術後には抗がん剤の投与もしたという話です。それで、「善信」さんから高麗ニンジンを求めて摂取するようになったとか。すでにニンジンは3年半も採っていらっしゃるようで、その効果はなかなかのようですが、もともとが癌で抗がん剤もやったほどですから、さらなる養生を求めていたようです。
「オンセラ療法は大きなモグサを使うと聞いて、ピンと来ました。昔、腱鞘炎を患ったことがあったのです。その時にお灸をしてもらったことがありました。それがとても効いたのです。だから、これは良いという直感がありました」
実際に体験されると、オンセラ療法はいわゆるお灸とはかなり異なり、モグサの量がすごく多いし、それだけ施療の時間も長く、また、体に浸透する熱エネルギーも圧倒的に多いですから、その違いにびっくりされたようです。しかも、ヘソや下腹部を中心に施療する。これまでのお灸では、お腹にするというのは珍しいほうですので、興味も湧いたのではないでしょうか。
「お腹にやってもらうと、足の先まであったまります。また、腰にやっていただくと背中の張りも、凝りもとれます。とても気に入ってしまいましたので、1年も続けています。冷えがとれるのがとてもよく分かります。さらに嬉しいのは手術後、私が一度もカゼをひいていないということです。これは、高麗ニンジンとオンセラ療法の相乗効果だと感謝しています」

★ 呼吸困難の薬物療法からの脱却=HIさん(29歳)

この方は、結婚詐欺に遭ってお金をだまし取られたなどの不幸な出来事が重なり、呼吸困難に陥るようになりました。聞けば、幽体離脱の経験があるなど神経質な面もあり、また理想家でもありました。そして病院ではパニック障害だと診断されました。
私の所には、なんとか薬物療法と縁を切りたいと来られたのです。診断すると、特に首の付け根の所(頸椎の7番、胸椎の1番)がコチンコチンで、脳や心臓の機能が正常に働かない状態でしたので、治病の原理を十分にご説明し、念入りにオンセラ療法を施しました。こうして6ヶ月ほどかかりましたが、ようやく薬物を少しづつ減らすことができるようになり、顔が明るくなって、冷えていた足も温かくなり、確実に改善に向かっています。

★ 突発性難聴が背中と首の施術で回復=NKさん(50歳・女性)

小さい頃から弁膜症があったこの方は、突発性難聴で、大学病院でステロイド療法を施したり高気圧酸素療法を施したりしたそうです。しかし、血圧が急に上昇したり、眠れなくなったりなど大変な思いをし、色々と別な治療法を捜していたところ、私の所に雑誌の記事を見て来院されました。
症状は、背中と首がコチコチの状態でしたので、それをオンセラ療法でほぐすことにしました。数回ほどの施術で、この症状は緩和しました。しかしこの方は神経が極端に過敏なところがあり、やたらと気を遣う性格であったため、今では風化カルシウムも勧めて飲んでもらっています。経過は順調です。

★ 自宅でできるオンセラ治療で狭心症を克服=KHさん(75歳・女性)

朝起きると胸が痛く、毎日が不安だというこの方は、狭心症の診断を受けていました。
すでに10年もこんな症状らしく、色々な薬を試していて、精神安定剤までも飲んでおりました。
狭心症の特徴は、青ざめた顔色、いかにも気の抜けた風情、さらに背中を診ると、大概パンと強く張っていることが多いのです。元気はつらつの企業戦士と言われる方がある日突然死するのは、狭心症が原因のことが多く、これを防ぐには、日頃から背中の緊張を点検することです。パンパンに張っていたら要注意なのです。これは東洋医学の知恵の一つです。そしてこのような症状は、オンセラ療法が得意とするところです。オンセラの特異な遠赤外線が、このような症状には極めて効果的です。ただし疲れすぎている人の場合、最初に熱を加えすぎると後で胸苦しくなることがあるので、十分な注意は必要です。
この方は、一度退院された後はご自宅に、家庭でできるオンセラ療法セットを持って帰っていただき、自宅療法をしてもらうことになりました。数週間後、娘さんから電話があり、ウソのように元気になられたと連絡をいただきました。オンセラ療法は、自宅治療ができます。モグサを使いますので注意は必要ですが、その温熱効果は私の所で施術するのと同等のものが得られます。たくさんの人に正しくご利用頂けたら、これで本当の健康を取り戻すきっかけをつかむ人がたくさんいらっしゃるだろうと、お奨めする次第です。

★ たった一度のオンセラ療法で念願の子宝に恵まれる=HMさん(35歳・女性)

10年間もの間あらゆる方法を試みましたが、ついに子宝に恵まれなかったというこの女性は、体外受精まで試みたのだそうです。それで、「もうあきらめた」とおっしゃりながらも、藁にもすがる思いでおいでになりました。
この方には肉体的にはほとんど問題がなかったので、ご主人の方に何らかの問題がある可能性がありましたので、ご夫婦そろって同時進行でオンセラ療法をお勧めしました。それから1年半を経過した頃でした。なんと、めでたく男児に恵まれたという朗報がやってきました。やはり、何事もあきらめないことが肝心なのでしょう。その後、一度お子さんを連れて来られ、「死ぬほど辛い思いをしてきましたが、今はもう全部忘れました。お陰さまで幸せになりました」と満面の笑みでお礼を言われた時には、私自身、本当に嬉しい思いをさせていただきました。
オンセラ療法で子宝に恵まれた人はたくさんおります。流産壁のある方が健康な双子を授かったり、結婚して3年も経つのに一度も妊娠の兆しのなかったご夫婦が、たった一度のオンセラ療法でその月に妊娠したり、オンセラによる子宝効果には目を見張るものがあります。

★ リウマチの絶不調も回復=NSさん(48歳・男性)

この方は、大腸ガンの手術で人口肛門でした。また、体のあちこちに膿が溜まる症状があり、リウマチの診断も受け、さらに四十方、腰痛と、たくさんの病気を抱え込んでおられ、「どうしたら良いか分からない」というほどの体調不良だったのです。
この方にはお腹に傷がありましたので、そこを避けながらオンセラ療法を施しました。腹部はオンセラの基本ですが、肩と腰にも施して週1,2回の治療を繰り返しました。こうして数ヶ月、体調は回復しました。リウマチ反応が消え、四十肩の症状も消えました。

★ 毎日の自宅療法で頑固な冷え性と不眠が解消=SSさん(60歳・女性)

この方の抱え込んでいた症状は、頑固な冷え性と不眠、めまい、耳鳴り、そして疲労感でした。30代の頃からずっと悩んでこられたという。30年近く悩まされたということなのです。私の所には、健康雑誌を読んで一縷の望みを託して来られたのです。
オンセラ療法は、冷え性には極めて効果的なのです。今若い女性に多い冷え性、特にお腹の冷えは深刻で、ほうっておくと子宮ガン、卵巣膿腫、不妊症になることがあります。こんな冷え性にオンセラ療法は即効的な効果を発揮します。どんなに頑固な冷え性でも大丈夫です。一度の施術で足の先まで熱を感じる人が多く、それを感じて頂ければしめたものです。不安感が除去され、だんだん眠くなり、血圧までも安定してきます。この方も例外ではありませんでした。
また、Sさんには頸椎の変形という骨の問題があり、そのため風化カルシウムの摂取もお勧めし、自宅でオンセラ療法をしてもらうことにしました。数ヶ月後、数十年と悩んできた様々な症状は消えました。しかし悩みの症状が消えても、オンセラ療法は自宅で毎日欠かさず施されているとか。健康の維持に欠かせないアイテムになってしまっているようです。

★ 胃弱、慢性の便秘が数回の施療で回復=YIさん(52歳・女性)

この方自身は胃弱、慢性の便秘、いつも腸が張っていて苦しい症状。ご主人は大工さんで、腰痛と肩の痛み、膝の痛みで悩んでおられ、友人の紹介でご夫婦でオンセラ療法を学びに来られたのです。ご本人は、数回のオンセラ療法を施術するだけで簡単に改善してしまい、今度はそれを自宅で毎日ご主人に実践し、腰痛や肩の痛みを治してしまったというのです。そればかりか知人の健康相談にまでのるようになり、色々な人にオンセラ療法を勧めて頂いてます。こうして何人もの方が健康を取り戻されたそうです。中でも私が驚いたのは、友人のお子さんのアトピー症状が改善してしまったという報告がありました。オンセラ療法は無限の可能性があります。どんな病気でも着実な効果をもたらします。

★ 子宮頸ガンの手術後の全身倦怠感から復活=NYさん(46歳・女性)

主婦であったこの方は、子宮頸ガンの手術をするはめになり、手術後は下肢のむくみや全身の倦怠感などに悩み、家事もままならず寝込むことが多かったそうです。しかしある時、やはり子宮の手術をしたことがある友人が、オンセラ療法で見違えるほど元気になったことを知り、私の所に訪れました。こうしてこの方も、その友人の方と同様に3ヶ月という短期間で体力、気力ともに元気な状態に復活しました。

★ 30代半ばからの重度の肩こりが解消=MAさん(46歳・女性)

30代の半ば頃からひどい肩こりでずっと悩んでいたというこの方は、44歳の時に舌ガンの診断の受け、手術。当時はご主人の会社が倒産するなども重なり、肉体的にも精神的にも最悪の状態だった時に、友人が自宅でやっていたオンセラ療法を試す機会があり、「目の前がパッと開けて救われた」と感じて、私の所に訪れました。そしてご自分で、オンセラ療法セットを手に入れてお帰りになりました。以降は順調の様子です。

★ 頸椎異常による強度の頭痛が解消=KT君(17歳・男性)

長い間頭痛に悩まされ、とうとう高校生活を続けることができずに断念して退学してしまったK君は、体もだるくやる気が出ないということで、お母さんとともに来院されました。聞けば、これまで気功、針治療、指圧、薬物など色々な療法を試したが、まったくと言っていいほど効果がないと嘆いていたのです。
私が診たところ、頭痛原因は首の骨(頸椎)の問題でした。難病、奇病の原因は、首の骨の異常にあることが多いのです。医師や一般の治療家の中にも、このことに気づいている方は意外と少ないのではないかと思います。
今K君のような悩みを持つ若者がたくさんいます。頭重、倦怠感、集中力不足、忍耐・我慢ができない・・・・このような症状に効果があるのが、カルシウムの摂取なのです。そこでまず風化カルシウムを勧め、オンセラ療法を自分でできるように教えました。そして彼は、毎日自分でコツコツオンセラ療法を実行し、時々アドバイスを受けに来院しました。時間は少しかかりましたが、今では頭痛はほぼ消えつつあり、アルバイトが出来るようになるまで社会性も回復しました。そんな自分の体験からか、彼は自分も治療家になりたいと、今私の所に弟子入りを希望するまでになっています。

★ 拒食症と神経による薬物療法から解放=HTさん(30歳・独身女性)

12歳の時に拒食症、21歳の時には神経症と診断され、不眠と頭痛、冷え、生理不順に悩まされてきたこの方は、漢方薬や精神安定剤を服用しておりました。最近は環境の人間関係に疲れ果て、もう限界に達したと来院して来られました。
オンセラ療法は、腹部への施術だけでまさに即効的効果があったようです。「眠くて眠くて仕方がないというくらいリラックスできた」と大喜びで、特に足がホカホカするように温かく感じるようになったことに驚いていました。その結果、病院からもらっていた薬は、すぐに作用の弱いものに変わったそうです。

★ 首の骨の老化が風化カルシウムの摂取で回復=YNさん(60歳・主婦)

この方は、何かの健康雑誌で私の治療院のことを知ったということですが、何年もめまいがひどくて来院することができないので、出張してほしいという依頼を受けました。それでバスと電車を乗り継いで、片道3時間かけて往診をしました。あまりに遠方なので、私はこの方に、ご自宅でできるオンセラ療法の腹部への施術法をのみ教え、オンセラ療法セットを渡して自分で毎日自己治療をしてもらうことにしました。さらにこの方の場合は、首の骨の老化がひどく進んでおりましたので、風化カルシウムの摂取をお勧めしました。1ヶ月後、なんと3時間ほどの距離の所を一人で私の所まで通院できるほどに気力が回復。これには私自身が驚きました。

★ 顔面神経麻痺から2~3週間で回復=STさん(70歳・主婦)

ご主人が脳梗塞で倒れ、看病で疲れ果てたこの方は、怒りっぽくなってイライラするご主人には夜も起こされたり怒鳴られたりで心が萎縮するし、緊張がずっと続いていたようです。とうとうストレスの為か、顔面神経麻痺になってしまわれました。体中がコチコチです。背中もパンパンに張っていて、首も肩も痛くて仕方がないということでした。
しかしオンセラ療法で全身をほぐし、特に首、肩は念入りに温圧を加えてやると、2、3週間で回復しました。顔面神経麻痺や神経痛は、こじれていなければ意外と早く回復します。オンセラ療法は、このような神経系のトラブルには最適なのです。

★ 自律神経失調ぎみの更年期障害が改善=YSさん(45歳・主婦)

この方は、更年期障害の症状に悩まされておりました。年中風邪をひいたような状態で、喉が痛み、胸には圧迫感があり、息苦しさから不安感がずっとつきまとっているという症状が続いたのです。自律神経失調症ぎみでもあったようです。このような更年期の問題や自律神経失調症などは、東洋医学の得意とする分野なのですが、中でも温熱療法はもっともすぐれた治療法です。オンセラ療法は、これらの更年期障害や自律神経失調症などについては、改善して当たり前だというほど優れています。病気の原因がはっきりしていれば、治療の結果も明白となります。この方がオンセラ療法で早期に改善したことは言うまでもありません。

★ スポーツによる関節や筋肉の痛みに効果大=TSさん(30歳・男性)

この方はスポーツ選手です。しかしここ数年、右肩の痛みが取れずに我慢してきたといいます。だましだまし肩を使ってきたようですが、最近はじっとしていても疼痛があるようになってしまったとか。
スポーツ選手や肉体を酷使する職業の方には、関節や筋肉の慢性的な痛みに悩んでいる方が大変に多いのですが、オンセラ療法による温熱は、人体にもっとも効果的といわれる遠赤外線を多量に含み、皮膚下深くまで温熱が浸透するので、長年の筋肉疲労や靱帯の損傷、古い捻挫などの回復に驚異的な効果を発揮します。
この方の場合は、一度の施術で50%くらい痛みが取れました。3度ほど施術をした段階で、遠投が可能になるまでに回復しました。

★ 幼少時からの喘息が数ヶ月の根気よい施療で解消=YSさん(25歳・男性)

幼少時から喘息持ちで病院通いの連続だったこの方は、喘息とともに腰痛、首、肩のこり、そして便秘の悩みがありました。診ると青白く長身、やせ型、気力の萎えた状態です。
オンセラ療法は、喘息にも大変に効果的なのです。慢性の喘息症の方にぜひ試して頂きたい治療法です。もちろん咳が即座に止まるというわけにはいきません。基本的な体の部分から整えていくので、2、3ヶ月は辛抱強く続けてほしいのです。確実に結果が出ます。そのほか腰痛や便秘、下痢などの症状には即効性があります。
この方も我慢して辛抱強く続けて頂き、今では乗馬に凝るほど健康になりました。時々落馬をしたと言って、打ち身の治療に来院されています。

★ 心の奥深いトラウマから解放=Tさん(45歳・女性)

この方は首、肩、背中の強烈な凝りの患者さんで、不眠と不安に悩まされて来院されました。あちこちの治療院などで指圧や鍼、整体を受けたそうですが、良くなるということがなく、友人の紹介で私の所に来られたのです。
触診、視診で症状は一目瞭然。さらに体中から悲しみと苦しみが発散されています。叫びたい心を強烈に感じます。
治療は、肩と背中に鍼、オンセラ指圧、お腹にオンセラのモグサ灸・・・・。しばらくしてベットに横たわる患者さんの目から涙が浮かんできたかと思うと、嗚咽が始まりました。これまで耐え忍んできた感情が噴出してきたのです。
「どうしたんでしょう? どうしたんでしょう?」
Tさんは、自分で理由が分からない涙をこらえるのに必死でした。私は言いました。
「泣きたいのだから泣いてください。我慢しなくていいですよ。思う存分泣いてください。仕方がないのですよ。当たり前のことですから」
この方のように、トラウマ(精神的外傷)となった感情がオンセラ療法で噴出することはよくあります。人は普通、自分で了解できない感情は、消化できないまま無意識に覆い隠してしまいます。こうして自覚的な表面意識ではその嫌な感情を隠せても、行き場がなくなった感情は体に病的な症状となって顕現します。これが肩凝りや背中の痛み、臓器の障害となることが多いのです。
このような症状の場合は、体の治療が始まると当然にそこに埋め込まれた感情が動き出して、意識にのぼってきます。そしてそれが悲しみであれば、悲しい叫びが涙を伴って出てくることが自然なのです。このような過程をとおって、その感情を自分で受け止めてその想いを手放さないと、根本的な治療にはならない。オンセラ療法は、このような深層心理的な問題をも解消できる無限の可能性を秘めたものなのです。
治療後、Tさんはその思いを私に語ってくれました。
「数年前に主人を亡くしました。尋常な死に方ではなく、自殺でした。愛し合っていたのに、なぜそんな死に方をしなければならなかったか? 理解ができずにどれほど苦しんだかしれません。ずっとずっと苦しんでいた。そして去年、何ということでしょう・・・。最愛の娘までが自殺をしてしまった。私は何もかも失って、どうしてよいかわからない・・・」
この方はそれから数年間治療に通われました。そしてその都度、涙、涙、涙・・・・。
その為か、首凝り、肩凝り、背中の凝りはだんだんと薄皮をはぐように少しずつ軽減していったのです。長い時間がかかりましたが、同時に彼女の魂も少しずつ伸展し、深化していったようでした。そしてある時、こんなことをふとおっしゃった。
「夢の中に神様が出ていらして、いっしょに泣いて下さるんですよ。神様が泣くって変ですよね。先生はどう思われますか」
もし私がTさんの立場なら、「神も仏もあるものか」でしょうし、とっくに気が狂っています。Tさんの忍耐力にはいつも敬服するばかり。私は心の中で、治療の度にいつも「Tさん頑張れ」と応援をしております。
こんな患者さんとの出会いは、まさに私の宝です。

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